ぽむぽむ日記

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なぜハロウィンでは普通の人でも暴走するのか?【心理学】

こんにちは、ぽむぽむ日記のぷりごろうです。

ハロウィンでは、仮装を楽しんだり、お菓子を配ったり、カボチャ料理を食べたりして楽しむ人が多いと思います。

今回は、ニュースで取り上げられる、渋谷での暴走、暴動について書いてみます。

ハロウィンでの暴走とは、主に渋谷のスクランブル交差点などに人が大勢集まって、馬鹿騒ぎをしていることです。

実際に、軽トラを押し倒す、車の上に登る、標識によじ登るなどは報道されていました。ゴミのポイ捨てなんてそこら中にあることでしょう。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

普段から騒いでいる人たちが集まっているのか?

そうではなく、普通の人たちが暴走しているのです。

心理面から見ていきましょう。

 

(1)一体感

ハロウィンに集まった人たちの中には、一時的で漠然とした一体感が生じます。

一体感が高まると気分も高まります

しかも、規律ある群衆が集まったわけでなく、無造作に集まっただけなので、群衆に集団規範は働きません。

そのため、暴走につながります。

(2)匿名性

個人を特定されない匿名性も働くため、罪悪感を持たずに普段しないようなことができてしまいます。

仮装で顔が隠れたり、顔を変えたりしていれば、なおのこと。

(3)無責任性

自分と群衆とを一体化して考えるので、責任の所在があいまいになります。これが無責任性です。

普段ならやらないことでも、みんなと同じだからと、やってしまうのです。

(4)群集心理

群集心理とは、一人では絶対にやらないが、群衆になると周囲に影響されてやってしまうことを言います。

しかも、アルコールを飲んでいたりすると、さらに気分が高まって歯止めが効かなくなります。

 

これらの相乗効果で、「恥ずかしさ」や「罪悪感」が薄まり、行動に責任を持たなくなります。その結果、社会の規範に反するような行動がどんどんエスカレートするのです。

 

考えておきたいことは、やはり自分の行動の責任は、自分で取らなければならないことを自覚することでしょう。

 

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