【心理学】SNSの炎上はなぜ起こるのか
こんにちは、ぽむぽむ日記のぷりごろうです。
今回は、なぜSNSでの炎上が起こるのか、解説したいと思います。
参考図書はこちら
「まんがでわかる社会心理学」
炎上については、よくニュースやネット記事でも取り上げられています。
どんなことで炎上が起こりやすいかというと、
・日常から逸脱した非常識な行為
一言で言うと、このような行為ですよね。
ネットに上げると言うことは、世界中の人の目に触れるわけですから、気をつけて発信するのは当然ですね( ͡° ͜ʖ ͡°)
以下では、心理学的な用語も使いながら、解説したいと思います。
★集団極性化★
集団極性化とは、自分の所属する集団・コミュニティーの意見が強く偏った方向に流れやすくなり、反対意見は軽視されやすくなることを指します。
炎上では、ある投稿を非難するようなコメントが多数寄せられて収拾がつかなくなるわけですが、このように極端な意見が幅を利かせやすくなります。
炎上は、無秩序に場が荒れているわけではなく、ある意味一つの統一された意見を持った集団が強くなってしまった状態と言えるわけですね。
★沈黙の螺旋★
炎上にあっている人を擁護する人はなぜ増えないのか。日本には、「長い物には巻かれろ」ということわざがある通りです。これが沈黙の螺旋です。
多数派の声が大きくなり、少数派は沈黙する。その沈黙が、多数派を優勢に見せるため、さらに多数派の声が大きくなっていく。
★集団的浅慮★
こちらは、個人での炎上ではなく、グループなどが炎上した時に当てはまります。
集団的浅慮とは、個人だと正しい判断が下せるのに、集団だと間違った判断を下してしまうことをいいます。
人は、自分の所属する集団(内集団)には愛着を持ち、ひいきしますが、それ以外の集団(外集団)は敵対視する傾向があります。
まとめ 一人一人の心構え
(1)まずは、ネットへの投稿は、全世界の人々の目に触れることを自覚しましょう。
Twitter、Instagram、YouTubeなど媒体は問いません。
(2)もし炎上してしまったら、問題のあった投稿はすぐに削除し、謝罪するのが良いでしょう。
最後に、メンタリストDaiGoさんのツイートを引用して終わります。
https://twitter.com/Mentalist_DaiGo/status/1550505087197679616
みなさんの中には他人を批判して炎上に加わる人はいないと思いますが、
結局、炎上に参加しているのはネットユーザーの1%にも満たない暇人がしているだけなんですね。